楽器購入あるあるかもしれませんが、楽器購入までは楽器で頭がいっぱいになっていて、ケースの存在忘れてたりしませんか?
私の場合購入時になって、「そうだケースも必要じゃん」と初めて気付くタイプです。。
パンデイロは思っているよりも壊れやすかったりするので(特にジングル部分)、裸でバッグに入れていたらジングルが曲がってしまうことも充分あり得ます。というかありました。
緩衝材で保護してくれる専用ケースであればしっかりとパンデイロを守ってくれますので、購入時にはケースも一緒に購入されることをおすすめします。
今回はそんなパンデイロケースの詳細や、メリット・デメリットについて詳しく書いていきたいと思います。
パンデイロケースって必要なの??
意外と壊れやすいので必需品!
定番パンデイロケース
パンデイロケースは各メーカーから販売されていて、実は種類も豊富です。
中には楽器ケースとは思えないくらい日常的に使用できそうなオシャレなケースも発売されています。
数あるケースの中でもまずは最もスタンダードなケースをご紹介します。
COMTEMPORANEA(コンテンポラーニャ)
ブラジルの楽器メーカー、CONTEMPORANEAのパンデイロケースです。
このタイプはよく楽器店でも見かけるのではないでしょうか。
サイズは10インチに対応していまして、ほぼジャストサイズです。遊びがない分取り出しが窮屈に感じるかとは思いますが、緩衝材が両面に施されていてしっかりとパンデイロを保護してくれます。
ただ、ケースの周囲は生地が薄いのでジングル部分の保護はちょっと頼りなさそうな印象です。
表面に収納できるポケットがついていますが、ここはそんなに物を収納できないですね。
チューニングキーとか卵シェーカーとかでしたら入ると思います。
ちょっとここが残念かなと思うのが、口が全開にならない所ですね。
ジッパーが割と中途半端な位置までなので、開け閉めの際あまり口が開ききらずパンデイロを収納する際結構窮屈な状態です。
力任せに収納するとジングルが曲がってしまうので注意が必要です
ここまでで僕が思うこちらのパンデイロケースのメリットとデメリットをまとめてみました。
- サイズが10インチにピッタリのサイズなので非常にコンパクト
- 持ち手がついているので手に持ったり、肩掛けも可能
- 緩衝材が肉厚
- 口があまり開かないので出し入れに苦労する
- 側面の生地が薄いのでジングルの保護が不安
- ポケットが小さいのでパンデイロ以外はあまり収納できない
- 10インチまでしか入らない
無駄がない分非常にコンパクトではありますが、ポケットも開け口もコンパクト過ぎるのが少し物足りなさを感じます。しかしお値段はリーズナブルではありますのでたまに使用するライトユーザーにはおすすめなケースです。
逆に頻繁に使用される方にとっては、開け口が結構窮屈ですので出し入れの際に少しストレスに感じるかもしれません。
とはいえ、ケースとしての役割は充分に果たしていますし軽量なので持ち運びにストレスはありません。お手頃な商品であることからもおすすめな商品です。
ケースは大変軽量ですのでさっと持ち運べますよ
気になるパンデイロケース
上記にご紹介したパンデイロケース以外で、個人的に気になっているパンデイロをご紹介します。
PROTECTIONRACKET ( プロテクションラケット )
髭のおじさん?お兄さん?
パーカッション経験のある方はこちらのロゴを見たことある方多いのではないでしょうか?
PROTECTIONRACKETはイギリスのケースメーカーによるパンデイロケースです。
こちらのケースは外側には防水加工、内側には湿度調整素材を用いているので楽器を最適な状態で保管してくれます。
こちらのメーカーからはジャンベやコンがを始め、数多くのパーカッションのケースが発売されているので使用されている方も多いと思います。パーカッションケースの王道と言っても過言ではないのではないでしょうか。そのくらい安心感のあるメーカーです。
僕もこのメーカーのジャンベケースを使用しているのですが(上の画像は私物のジャンベケースです)、使用していて何の問題もありません。耐久性にも優れていて10年程使用していますがまだまだ健在です。
この使用経験からPROTECTIONRACKETのパンデイロケースもきっと期待を裏切らないと思っています。
ジャンベはパンデイロと同じく山羊皮を使用しているので湿気や気候の影響を受けやすいのですが、こちらのケースで保存していて皮への影響を感じたことはありません。
サイズバリエーションも豊富で、10インチ、11インチ、12インチとサイズ展開があるのも嬉しいポイントですね!
お値段も¥5,000以内で購入できるお手頃さも加えて全体的に大変魅力な商品だと思います。
PEARL ( パール )
ちょっと別枠ではありますが、ケースもパンデイロも一緒に購入を考えているのであればセット販売されているものもあります。
パンデイロのサイズは12インチと通常の10インチに比べると大きめです。
また、打面も革ではなくプラスチックヘッドを採用されています。
皮のヘッドと比べてチューニング高めにすると非常にパキッとした明るい音色になりますね。サンバには欠かせない音色です。
パンデイロの規格が大きめなことや打面の素材の違いで音色も特色があるので2台目として使用するにも良さそうですね。
ケース自体はシンプルなケースではありますが、サイズが12インチで大きめなので通常の10インチでしたら余裕で入るからケースとパンデイロ2台目が手に入ると思えばコスパも良いですね。
もちろん初めてのパンデイロとしても、ケース付きでお得なのでおすすめです。
色違いで赤もあります。
PACKEN (パッケン)/roundish pandeiro case
遂にパンデイロケースもここまで来たか。。と驚くクオリティのパンデイロケースが爆誕されていました。
“鞄の要素を取り入れ、守る+持ちたいへ”をコンセプトにドラムスティックケースを製作され話題となっていたケースブランドでしたが、なんとパンデイロケースも製作されていました。
と言っても取り扱いはJAPAN PERCUSSION CENTER(ジャパン・パーカッション・センター)のみとなっておりまして、こちらの店舗による特注品かと思われます。
動画を見ていただければ分かりますが、パンデイロのみならずタンボリンや替えのヘッド、スティック、更にはファイルまで入るというこれまでにない驚異的な収納力です。
そして楽器ケースとは思えないオシャレな外見ですが、スタイリッシュで合わせやすいシンプルさがまた良いですね◎
「気分が上がるパンデイロを作ってみたい」という楽器店側のコンセプトと、“鞄の要素を取り入れ、守る+持ちたいへ”をコンセプトとする製作者の想いが詰まった渾身のケースだと思います。
めっちゃええやん!
ただ個人的に気になったのがジングル保護の部分ですね。。
詳細画像では鞄の内側が少し見えましたがパンデイロ直入れでした。
保護の観点では普通にバックとかに入れてるのと大差無いのかな。。?と思ったりもしてます。
いずれ気になる逸品ではあるので直接拝見したいです。
使用されている方いましたらコメント欄いずれ解放するのでそちらでコメント頂けたら嬉しいです!すごい気になる!
オフィシャルサイトではドラムスティックのネットショッピングできるみたいですので気になった方はオフィシャルサイトも覗いてみてください。
まとめ
定番パンデイロケースから個人的に気になっているパンデイロケースをご紹介しました。
パンデイロは実は結構壊れやすい面もあるのでケースでの保管をおすすめします◎